英会話 スクールの系統
財務四表に関する基礎的な説明は終わりました。
4つの表のそれぞれの意味やそのつながりについて十分に理解していただけたと思います。
本質的な理解ができたところで、少しだけ複雑にしてもう1年転がしてみようと思います。
売掛金の回収や買掛金の決済といった新しい取引が加わります。
読者のみなさんは演習問題のつもりで、次の取引について、仕訳→財務四表の作業をやってみるのが効果的だと思います。
第3会計年度については第2会計年度のケース4の続きをやります。
前期末に残っていた売掛金64,000円のうち50,000円を現金で回収した。
前期末に残っていた買掛金50,000円のうち34,000円を現金で決済した。
商品70,000円を新しい取引先から仕入れた。
この取引先は現金払いを要求してきたので,70,000円を現金で支払った。
商品73,000円を117,000円で掛売りした。
少し間があいたので、最後にもう一度仕訳の実務原則を書いておきます。
前期末に残っていた売掛金64,000円のうち50,000円を現金で回収した。
売掛金の回収という取引がはじめて現れました。
売上代金が現金で入ってくるからといって売上という収益が発生したと勘違いしないでください。
売掛金という資産が現金という資産に変わっただけです。
比喩でいえば、プールサイドにいた人がプールに飛び込んだだけで、新しい入場者がやってきたわけではありません)。
収益計上はすでに第2会計年度で済んでいます。
第2会計年度で、「(左側)売掛金(右側)売上」という仕訳をしたのを思い出してください。
50,000円の現金という資産が増えたのでこれが左側にきます。
回収に伴い売掛金は50,000円減りました。
これは資産の減ですから右側にきます。
そこで、次のような仕訳になります。
前期末に残っていた買掛金50,000円のうち34,000円を現金で決済した。
商品仕入れ代のお金が出ていったからといって費用ではありません。
買掛金という債務が決済されただけです。
34,000円の買掛金が減り,34,000円の現金が減りました。
買掛金の減少は負債の減で左側,現金の減少は資産の減で右側です。
商品70,000円を新しい取引先から仕入れた。
この取引先は現金払いを要求してきたので,70,000円を現金で支払った。
70,000円の商品が増え、70,000円の現金が減りました。
商品の増加は資産の増で左側、現金の減少は資産の減で右側です。
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